ボイトレ情報

【柔らかい高音の出し方】声帯を広げて息の通り道を増やす方法

 こんにちは、音博士(@otohakase1205)です。

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先日僕のTwitterから相談された方のボイトレを1回だけやったのですが、見事にミックスボイスのコツをつかんだらしいです。

「僕すごいな」と思いました。

「鋭い声」は声帯が狭い

人間の体は高い音を出すとき、「声帯を細くする」ようにできています。

声帯を補足すると息の通り道が細くなるので、そのまま声も細くなります。

 一応息が細くても音量を上げる方法はあるのですが、今回は割愛します。響きとかいうやつです。

 息をたくさん通すためには、通り道である声帯を広くすることが重要です。

 そんなに難しいことではないですが、あんまり上手にコントロールできる筋肉ではないので一発で解決ってことはなかなかできません。

鋭い声を治すには、息の通り道を広げる

無理に声帯を広げるのは、「喉締め」と同じ

少しずつ、声帯の通り道が広い状態になれるのが手っ取り早い方法です。

「急がば回れ」というやつですね。

通り道を広げるために無理しすぎてしまい、喉に余計な負担がかかってしまうこともよくあります。

よく「喉締め・ハイラリは良くない」と言われますが、無理して広げるのもよくないです。


この辺りはまたいずれ別記事でまとめますが、とにかく無理をしないようご注意ください。

息の通り道を広げる方法

1. 平常モードを知る

 普通モードで「あーーー」とやってみて、自分がどのくらい息を吐いてるのか、どのくらい喉を開いているのかをなんとなく感じてみてください。

 明確に何%とかは考えなくても大丈夫です。後から「もっと吐く」とか「もっと開く」とかやります。

その時に、「さっきより吐いてるな、開いてるな」と違いを感じられる程度に理解してください。

2. 変化を知る

「あーーー」とやったら、次は「はぁーーー」と息を吐きます。

寒い時に手に息を吹きかける青春的なアレです。
学生時代に青春を体験できなかった人は不利ですが大丈夫です。


僕も青春してないですが「はぁーー」やるのに困ったことはないので、気にしないでチャレンジしてください。

この「はぁーーー」をやってみて、「さっきより息を多く吐いてる」「さっきより喉を開いてる」を理解してください。


難しかったら理解できなくても大丈夫です。続きに進んでください。

3. 喉を閉じる感覚を知る

理解した人も理解してない人も進みましょう。

「感覚を知る」とか書いてますが、今一理解してなくても大丈夫です。


「なんで喉を開きたいのに閉じる練習をするねん」と思ったかもしれませんが、自分で変化を確認できるようになるためです。

「はぁーーー」をしながら「途中で普通の声を出す」練習をしてみてください。

はぁーーああああ」みたいな感じです。


ちょっと難しかったら、普通に「はぁーあ!」と止めても良いです。

「はぁーーぁあああ」みたいな感じで徐々に普通の声に変化するように出せたらすごいですが、今は別にそんなことはできなくても大丈夫です。

普通の声に変わる瞬間、もしくは声を止める瞬間でも構いません。

なんか喉が動いてる感じしませんか

わからない場合は思い切って強くやってみましょう。

全体的に声を大きく出すような意識で、「はぁーーあ!」とやり、「あ!」の瞬間の喉の状態を意識して確認しましょう。

喉が詰まるような感覚で「あ!」と音を切れたら完璧です。

4. 喉を開く感覚を知る

 ここまできたらもう完成したようなものです。

先ほどの「はぁーあ!」の逆をやってみましょう。

最初は「はぁーあ!・・・あーはぁ」みたいな感じで逆再生してみると簡単だと思います。

今度は喉が開く感覚を理解するようにしてください。

ここまでできるようになったら、感覚自体は理解できています。

あとはこの「喉を開く感覚」を様々な高さで再現して慣れるだけです。

高い音でも低い音でもやりましょう。

5. 喉を開いた状態をキープする

もう仕上げですね。

開いた状態を理解しているので、それをなるべく長時間維持するだけです。

今度は歌を歌うときに使う状態で維持しましょう。

4番の練習をちょっと調整し、「あーはぁ」の「は」くらいの部分を維持します。

ギリギリ声だけど、めちゃめちゃ弱々しい

くらいです。

6. いろいろな高さで練習する

普段出している「高くも低くもないような声」では、簡単です。

それが、高い声にするとなぜかうまくいかなくなります。高音になると、声帯が自動的に細くなってるからです。

少しずつ音を高くして、慎重に自分がどこまでできるのか確認しつつ進めてください。

こちらの記事にも書いてありますが、高音で声帯が狭くなるのは反射みたいなものなので、無理をしないように練習してください。

まとめ

この手の練習はカラオケに行かないで練習することができます。

「良いところ」も「悪いところ」も、カラオケに行く必要がないことです。

カラオケに行って「もっと喉開かなきゃ!」「高い声が苦しそうだ!」と思い立っても、「歌う時間を潰して地味な練習してもなぁ…」て感じしますよね。


そして忘れてる時は思い出さないという問題もあります。

普段から「毎日ちょっとずつ歌の練習をしてる人」なんてほとんどいないと思いますが、それが普通です。

「毎日地味な練習をする」なんて習慣がある人はほとんどいないので、日々続ける系の練習は、それだけでも高難易度です。

今回、かなり特定の症状に寄った練習法となっていますので、「喉を開いた方が良いのかどうか、わかんねえよ!」とか色々あると思います。

「高い音で安定して息吐けないわ」とか。

症状を教えていただければそれにあった対策を作ることができるので、興味のある人はお問い合わせまで。

ABOUT ME
音博士
1996年12月5日生まれ。 3歳からYAMAHAに通い絶対音感を取得。 高校生の頃から絶対音感の構造を考えており、大学生の時に友人と絶対音感を取得する方法を確立。 2020年に自身の研究所を立ち上げる。
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音博士
石原光貴
3歳からYAMAHA音楽教室にて音楽を始める。 高校生の頃から自分・友人の体を使って構造的に発声理論を研究。 大学入学と同時に絶対音感の研究を始め、「絶対音感の作り方」を作成。 20歳よりボイストレーナーとして活動している。
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