カラオケが本番

寝起きで朝からカラオケに行って、絶好調で歌うにはどうしたら良いの?って話

 こんにちは、音博士(@otohakase1205)です。

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悩める研究生

朝からカラオケ行かなきゃいけないのに、寝起きで声がガサガサになってしまった!どうしよう!

音博士

「経口補水液」を飲むのが、一番早い解決だよ!

寝起きで声が出ない人の原因は、ほぼこの二つです。

  • 声帯が乾燥している
  • 声帯が寝起きで活動していない

「加湿器を使って対策しよう」などいろいろ言われますが、「そんなこと言われても、ガサガサになっちゃったもんはしょうがないやん!」って感じですよね。

そこで本日は、「なってしまってから最善の対策はこれ」というポイントで解説します。

寝起きで声が出ない理由

声帯が乾燥する

寝てる間は水分補給しない

大体歌うのが好きな人は、日常のカラオケでも「乾燥」に注意していることでしょう。

しかしどうしても6時間〜8時間ほど水分補給をしない時間があります。
それが睡眠中です。

あまり注目されていませんが、「6時間以上連続で水分を摂取しない」事態は、人間にとってかなり危機的状況です。

普段の生活では、長くても3時間程度で水分補給(もしくは食事から摂取)しています。
学校でも仕事中でも「6時間水分補給禁止!」なんてことをやっていたらただの虐待なので、今の時代逆にお金持ちになれます。

声帯の約80%は水分で構成されている

この記事を作成するにあたり、Twitterでアンケートを取ったところ、なんと「筋肉」を選択した人はほとんどいない」という驚きの結果になりました。

声帯の体積のうち、約80%は水分です。
(正確には、声帯を含む全ての筋肉はこの構造です。)

実は人間の体で水分を一番蓄えているのは、血管(血液)ではなく筋肉なんですね。

順位部位
1筋肉
2脂肪
3血液
体内水分の保有比率

このことから、筋肉は別名「貯水タンク」と言われています。

つまり何が言いたいかというと、6時間も水分補給をしないで放置した場合、「体内のどこかから水分を持ってきて補う」なんてことはできないんですね。


筋肉はかまってあげないとすぐに拗ねてしまいます。
こまめな水やりがなくては、声帯だけでなく全身の筋肉がガッサガサになってしまうわけです。

声帯の筋肉が眠っている

声帯は筋肉なので、僕たちが寝ている時は寝ています。

寝ているときに活動している筋肉なんて、呼吸筋(肺周りの筋肉)や心臓みたいな必要不可欠な筋肉だけです。

どこぞのゲームの世界では腕の筋肉(と脳の一部)も起きてるみたいですが、僕らは一般人なのでそんなことはありません。

岩を支えながら寝てる風景

「寝起きでいきなり歌を歌う」というのは、つまり「寝起きで全力疾走してください」と言ってるのと同じです。


「寝起きのボケている筋肉」でそんなことしてしまったら、おじさん肉離れになってしまいます。


そもそも準備ができてないので、頑張っても満足なパフォーマンスができないのが普通です。

「寝起き100m走で自己ベストを目指せ」ってのはあたおかですよね。

youtubeより引用。

「よくある対策」は本当に効果あるの?

加湿器

「加湿器で対策」は無意味

アイコン名を入力

寝起きで声が出ないのは、乾燥してるからだよ!

加湿器をつけて寝よう!

こういう節ありますが、こんなアホみたいな方法では効果ないので今すぐ辞めましょう。どのくらい効果があるのかわからないので、それよりも体内に水分を蓄えましょう。

例えば「1時間あたり500mmの水分を放出(500m/h)」の加湿器を使用した場合、果たしてどのくらい水分を補給することができるのでしょうか?

6時間で3Lの水分が空気中に放出されていますが、当然その全てを吸収しているわけがありませんよね。
(そして、3Lをため込める加湿器のなんと大きなことか)

「人は睡眠時にコップ一杯分くらい汗をかく」なんて情報があるようです。
冷静に、「もうそれ寝る前にコップ一杯の水飲んだ方が早くね?」って思いませんか?

文字通り100倍くらい効率よく水分を摂取できます。

「マスクして保湿」は、ほとんど意味ない

こんなことを書くと、教祖様(とその信者様)からこんな意見をいただきます。

教祖様

呼吸時に声帯が乾燥するのを防ぐんだ!

しかし冷静に考えましょう。果たして本当に「呼吸で声帯は乾燥」するんでしょうか?

「呼吸で声帯が乾燥する」を、睡眠以外のシチュエーションで考えてみると非常にわかりやすいですね。

寝てる時以外に「呼吸してるから声帯が乾燥するわ〜」と感じたことのある人、果たして存在するのでしょうか。


いるわけないですね。正常な人間の筋肉にはそんな機能ついていないので、脳が発する「喉渇いたなぁ」がいいとこです。

「声帯が乾燥」ではなく、「体が乾燥」してるときの症状ですね。



いくら高級なマスクを使用しても、本質はそこじゃないです。

呼吸に責任を押し付けるのは辞めましょう。

最速で歌える状態になる方法

保湿には経口補水液

悩める研究生

朝からカラオケ行かなきゃいけないのに、寝起きで声がガサガサになってしまった!どうしよう!

音博士

「経口補水液」を飲むのが、一番早い解決だよ!

「声帯が乾燥して、声がガサガサ」という状態は、つまり「水分が足りないよ!」という状態です。

ここで重要なのは「声帯の水分が足りないよ」ではなく、「全身の筋肉に水分が足りないよ」という点です。

極端に言えば、軽い脱水症状みたいなものですよね。つまりここで有効なのは「全身に水分を吸収させてあげよう」という点です。

そういう時は、アクエリアスです。

梅ソルティ

経口補水液、スポーツドリンクなどいろいろあると思います。ソルティライチなんかも良いかもしれませんね。
僕が好きなのは梅ソルティです。


寝起きで声がガサガサだったら、吸収の早い水分を取りましょう。

寝てる声帯を起こして準備体操しよう

声帯の準備運動には「リップロール」や「エッジボイス」など、多様な説があります。どの説も「本当に検証してる?」って感じの説明で信憑性は薄いので、とりあえず盲信はやめましょう。

僕も最善の準備体操を理解してるわけではないですが、とりあえず声帯の働きに合わせて動かしてみたら間違いなさそうです。

足で考えると、走る前に屈伸運動をして「今から曲げ伸ばしするんやで?」って教えてあげるような感覚ですね。

声帯を開こう

声帯はトンネル状になっています。

「声帯には少なくとも開閉する働きがある」のは間違い無いので、ストレッチも開いて閉じるのが良いことでしょう。

「開いた状態」とは、息を吐いても声にならない(声帯が振動しない)状態です。
ウィスパーボイス」と呼ぶこともありますが、つまりこれですね。「ヒソヒソ声」です。

声帯を閉じよう

先程の逆です。
声帯はどんな時もトンネル状です。筋肉は裏切らないっていいますもんね。

開く筋肉があれば、当然閉じる筋肉もありますね。

「開いた状態」が「息を吐いても声にならない」状態だったのに対し、「閉じた状態」とはどんな状態でしょうか。

「どんなに少なくても、息さえあれば声になる」という状態です。
これ難しいので、まずは普通に声を出して「だんだん息の通り道が狭くなる」という練習をやってみましょう。

「息の量は変えてないのに、だんだん強くなる」なんて現象を作れば完璧です。

連続的に入れ替えてみよう

上記の運動は、例えるなら屈伸運動の「曲げる」と「伸ばす」を別々に行っている状態です。

続いて、屈伸のように連続的に行ってみましょう。

「開いて閉じる」の繰り返しです。

・ヒソヒソ声
  ↓↑
・普通の声
  ↓↑
・エッジボイス

この流れが自由自在にできたら、立派にストレッチできてると思って良いでしょう。仕組み的には。

まとめ

要約

【寝起きで声が出ない原因】
 ・全身の筋肉の乾燥
 ・寝起きの筋肉が動いていない

【早く歌えるようになる方法】
 ・経口補水液を飲む
 ・適切な準備運動をする

なお、「口呼吸だから口がカラカラになる」や「声帯の筋肉が病気だからうまくストレッチできない」のような要素は今回除外してあります。

(「口呼吸で口がカラカラになるのは声帯と一切関係ない問題」だし、「筋肉の病気」もストレッチや寝起きと一切関係ないからです。)


そして「声帯は水分の補給が筋肉の中で一番遅い」という情報を書いてるサイトをちょいちょい見かけましたが、この情報の信憑性は僕にはわかりません。

このデータを取るためには「全身に針を刺して水分を摂取してからの変化率」とかずっと計測しなくてはいけないんですが、誰を犠牲にこのデータを取ったのか気になっちゃいますね。

ABOUT ME
音博士
1996年12月5日生まれ。 3歳からYAMAHAに通い絶対音感を取得。 高校生の頃から絶対音感の構造を考えており、大学生の時に友人と絶対音感を取得する方法を確立。 2020年に自身の研究所を立ち上げる。
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音博士
石原光貴
3歳からYAMAHA音楽教室にて音楽を始める。 高校生の頃から自分・友人の体を使って構造的に発声理論を研究。 大学入学と同時に絶対音感の研究を始め、「絶対音感の作り方」を作成。 20歳よりボイストレーナーとして活動している。
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