こんにちは、音博士(@otohakase1205)です。
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腹式呼吸の最大のメリットは、「好きな時に好きなだけ息を吐ける」ことです。
詳細は「腹式呼吸の効果・メリット」をご覧ください。
腹式呼吸の練習方法
息を全部吐く
限界まで、口から息を吐いてください。
「ふううううう」って感じ、肺を空っぽにする勢いで吐きます。
ドラゴンボールみたいに「はあああああ」も、難しいのでオススメです。
仕組みとしては、横隔膜を上に押し上げる作業をやります。
下の画像の赤い膜が横隔膜です。

「吐けないけど溜まってる空気」を吐く
まだ息を吸うのは我慢です。
「ふううううう」をやると、ほんの数秒で口から息が吐けなくなります。
この状態になったら、「息を吸わずに声を出せるか」をチェックしてください。
ほとんどの人は、「吐けないけど普通に喋られる!!」という状態になるでしょう。
これが、「吐く力は無いけど、肺の中に空気が残っている」状態です。
ムリヤリ息を押し出す
「肺に空気が残ってる!でも吐けない!」という状態になったら、この空気も力づくで吐き出します。
なんでも良いですが、体に衝撃を与えて空気を絞り出してください。
おすすめはパンチとジャンプです。
お腹にパンチされたら、結構息が出ます。
自分で頑張ってパンチするか、ジャンプして息を絞り出してください。
「息を吐こうとする姿勢」をキープ
ジャンプして息を絞り出すと、すぐに「声を出そうとしても出ない!」という現象が起こります。
これが限界まで息を吐き切った状態です。
ここまできたら、この「体は吐こうとしてるのに息が出てこない」状態を限界までキープしてください。
重要なのは、楽をしないことです。
息の通り道を完全に閉鎖すれば、体の力を抜いても息を吸い込んでしまうことはありません。
その場合は、息を吐き切った状態を楽にキープできます。
ですが、ここで必要なのは「吐こうとしてる姿勢をキープ」です。
ラクしないように頑張りましょう。
一気に脱力する
キープするのに限界がきたら、体の力を一気に抜いて自然と空気が入ってくるのを感じてください。
お腹を膨らませても良いですし、特に意識しなくても大丈夫です。
繰り返す
詳細は「腹式呼吸の仕組み」に記載しますが、この方法は「吐くことで横隔膜を起動」するような動きをしています。
最初はぎこちなくても、繰り返すうちに自然と横隔膜が動くようになるので、焦らず続けてください。
上級者編
より早く息を吐き切る
より早く息を吸う
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