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【音感って結局なに?】音を感じる力の考え方

 こんにちは、音博士(@otohakase1205)です。

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人間には音を感じる能力、「音感」があります。

「絶対音感」だの「相対音感」だの、なんだかよくわからない特殊能力っぽく扱われていますが、実際はすごい能力ではなく、誰でも手に入れることができます。

音感とは

音感とは、その名の通り「音を感じる力」です。

有名なのは絶対音感ですが、特に「音の高さ」を判断する能力として取り上げられることが多いです。

ですがそのほかにも色々な音感があり、Wikipediaではこのように書かれています。

・音の高さに対する感覚
・音の長さに対する感覚
・音の色彩に対する感覚
・音の強さに対する感覚
・音の方向に対する感覚

Wikipediaより引用。

わかりやすく書くと、こんな感じですね。

  • 音の高さを理解する音感
  • 音の長さを理解する音感
  • 音色を理解する音感
  • 音の強弱を理解する音感
  • 音の方向を理解する音感

主に「この5つの音感がある」とされています。

音の高さに対する音感

ほとんどの人に備わっている、一番ポピュラーな音感です。

ピアノの鍵盤や机を2つ叩いて「どっちの音が高い・低い」と判断するあれですね。

「高い・低い」を聞き分けるだけなので、「男性の声」と「女性の声」など高さの違いが理解できる人なら誰でも持っています。

音の長さに対する音感

指揮者に重要な音感です。

「リズム感」として扱われることも多いですが、音感として実はめちゃくちゃ重要な力です。

上のツイートにもありますが、単純に「音をどのくらい伸ばすか」を理解する能力ではなく、「音が鳴ってない時間でも、どれだけ正確に測ることができるか」が重要です。


この能力が高いと、
自分の頭の中でメトロノームを鳴らしてるように、時間を正確に把握できるようになります。

つまり石神千空は、この能力が天才的です。

ホワイマン考察】第一話に千空とホワイマンのヒントが隠されて...

音色を理解する音感

ブラインドテストで
音を聞き分ける能力

みたいな感じです。
楽器を演奏する人に重要なスキルですね。

こちらも極端な話ですが、「ピアノの音」と「ギターの音」を聞き分ける能力などがこれに当たります。


より具体的な使い道としては、「同じ楽器の中で音色の違いを理解する」力として取り上げられることが多いです。

音の強弱を理解する音感

聴き心地の良い
バランスを作る力です。

Wikipediaにはこう書いてありますが、要するに「音のバランス感覚が大事」って話です。

要するに強弱であるが、ここはもっと進んでバランス感覚を扱う。メロディに対する和音の比重とか、階梯導入の音の明確さ、ポリフォニー様式の起伏などである。機械的なデシベルの単位は、環境的条件が著しいのでここでは用いない。

Wikipediaより引用。

これは普段皆さんが聞いてる音楽ではなく、「各楽器の音量バランス」や「ボーカルと伴奏の音量バランス」です。

音の方向を理解する音感

こちらは非常に情報が少なく、Wikipediaでもこちらの情報がなかったため一旦控えさせてください。

いろいろな条件が数多あり、未開拓のためまだ詳細を記すことはできない。

Wikipediaより引用。

情報が分かり次第追記させていただきます。

有名な音感は2種類だけ

絶対音感

「絶対音感」とは、「頭の中だけで音階(ドレミ)を判定できる」能力です。

まさに
「わかる人にはわかる」、
「わからない人にはわからない」
感覚だと思いますが、僕ら絶対音感にとって音は「ドレミ」となってるように聞こえています。

詳細は「絶対音感について」をご覧ください。

相対音感

絶対音感が

「生まれ持っての才能」
あるいは
「幼少期に英才教育をしないと身につかない」

と言われているのに対し、相対音感は「誰でも持ってる」「誰でも鍛えることができる」と言われています。


詳細は「相対音感について」をご覧ください。

音感が存在するメリットは?

ここからは仮説が多くなりますが、「音感があることで人類がどのくらい恩恵を受けてきたのか」を考えていきます。

目を使わないで状況を理解できる

聴覚を使って情報を仕入れることができる

「耳で音を聞き分けられる」ということは、「ずっと見てなくても状況が判断できる」ということです。

現代の日常生活なら、

  • お湯が沸いた時のヤカンの音
  • カーナビ・地図の音声案内
  • アプリの通知音

このように音と情報を結びつけたものはたくさんあり、どれも超便利です。

これらは全て「音の違いを理解できる」からこそ得られるメリットなので、ただ音が鳴るだけで得られるメリットとは違います。

ちなみに、最近(2020年現在)、ラジオ配信系のアプリが大流行しています。
これもまさに「目を使わないで情報収集できる」ツールですね。
(その背景にアメリカの車社会があるのですが、一旦関係ないので割愛します。)

情報の伝達速度が速い

現代ならインターネットの発達により大抵の情報は一瞬で共有することができました。

ですが昔の人類にそんな力はありませんので、情報を伝えるためには人間が移動するしかない状態でした(多分)。

一方、音は秒速340mで進みます。

2020年現在、世界で一番足がはやいウサインボルト選手は最高秒速12mくらいで走ることができるそうです。

要するに、音は人間の30倍近くの速度で進むことができるわけですね。

100m離れたところから走ってきて書類を渡すより、その場で叫んだ方が効率よく連絡できますよね。

まとめ

世の中には「音感を鍛える」や「音感レッスン」などで結構高いお金をいただいている教室も多いようですが、

音感は1人で鍛えられます。

むしろ自分との戦いである面が大きいため、それらの能力は「先生がいるから身に付く」という感じじゃないです。


練習方法や習得方法を学ぶのは大事ですが、それよりも「どんな練習を何のために行うのか」を考えて練習を選んでください。

ABOUT ME
音博士
1996年12月5日生まれ。 3歳からYAMAHAに通い絶対音感を取得。 高校生の頃から絶対音感の構造を考えており、大学生の時に友人と絶対音感を取得する方法を確立。 2020年に自身の研究所を立ち上げる。
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音博士
石原光貴
3歳からYAMAHA音楽教室にて音楽を始める。 高校生の頃から自分・友人の体を使って構造的に発声理論を研究。 大学入学と同時に絶対音感の研究を始め、「絶対音感の作り方」を作成。 20歳よりボイストレーナーとして活動している。
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